ロードバイク旅~アフターストーリー②~

マラソン

前回のあらすじ

2016年10月某日
大阪→東京間を4日間ロードバイク旅

至福のラーメン2杯

大阪に戻り3日後に大阪マラソン

 

ここから本ブログの本題

 

2016年10月30日 大阪マラソン

例によって大阪城公園に約3万人のランナーが集まる

そしてスタートの号令と共に一斉に走り出す

と思いきや

なかなか進まない

前から順々にスタート

結局実際にスタートラインを越えたのは15分後くらい

己との闘いのゴングが頭で鳴り響く

大阪城公園の外周を走り抜け森ノ宮を通過

なんばまで快調

御堂筋を北上

淀屋橋の東方に進み北浜方面へこのあたりでようやく10km

この時前を走っていた集団に目を見張る人影が

こういう楽しみもあるんだとしみじみ

まだまだ余裕

サークルの後輩と楽しく会話しながら進む

北浜を過ぎたところで折り返し再び淀屋橋へ

そのまま南下しなんばへ

西方に足を進めオリックスバファローズの本拠地京セラドームへ

ここでまた折り返し三度なんばへ

この時点で25km

この日のためにハーフマラソンを何度か経験しておいたためまだ余裕がある私

ちょうどなんばからさらに南下しようとしたところ沿道からのTomと呼ぶ声

サークルの仲間が応援に来てくれていた

これはありがたい

沿道の声の活力はすごい

その声が脚を出す力に変わる

その時に撮ってもらった写真がこちら

後輩と私

すでにハーフ(21km)以上走ってたのに

めちゃくちゃ活き活きしてたなと言われるほどのポージング

活き活きしてたのはあなたたちのおかげ

とはその時は言えずであったが

大国や玉出を通過し30km地点を越えた頃

ようやく体に異変が

足が重たい、痙攣、たまに攣る

攣った時ようにミネラルのサプリを用意していたのだが、ここでそれがないことに気づく

どこかに落としていたのだ

決め決めのポージングをしている場合ではなかった

どうしようもないので攣っては伸ばしてを繰り返しながらゴールを目指す

30kmくらいまで一緒に走ってた後輩も余裕がなくなりお互い口数が少なくなる

しかし励まし合い、時には同じランナー同士でこえを掛け合う

あと5km、3km、1kmと

そうこうしてるうちにゴールのインテックス大阪の姿を目視

一気に活力が湧く

ラストスパートに定評があった

しかしここでは全く発揮されず

じわり、着実にゴールテープが近づく

これまでの42.195kmが走馬灯のように呼び起こされる

高揚感と疲労感がくる中もうすぐで終わると気が緩む

と同時にまた脚を攣る

そんなの関係ねえ

そのままゴールに突っ込む

 

フィニッシュ

 

タイムは

5時間8分

 

目標の5時間切りは出来なかったものの

これまた達成感がハンパない

後輩もほぼ同時にゴールしお互いを讃えあう

そして休憩スペースにいき安堵から知らぬ間に仮眠笑

体の節々がすでに痛かった笑

またも後輩と私

その後なんばで応援してくれた友人たちがインテックスでも迎えてくれた

余韻に浸りながら打ち上げ

その時のことは酒と疲労であんまり覚えていない笑

とてつもなく濃い1週間

自主的に自分を虐めた1週間

よく耐えてくれた身体

投げ出しそうになる、やめたくなるほどの疲労、苦しみ、挫折も味わったが

それ以上に

達成感、高揚感、成長の実感があった

 

今この経験が活かせて生きているかと言われれば必ずしもそうとは限らないがかけがえない経験

今でもロードバイクメインでランニングをしていることを考えると繋がっている

『点と点は繋がる』

スティーブジョブズの言葉

まさしくそうだと思う

 

これからもいつ点が繋がるか分からないが

様々な経験を重ねていきたい

その一環でこのブログも書いてみている

俺の歴史にまた1ページ

fin.

 

 

ちなみに大阪マラソンの応募において一般抽選は落選
しかし大学枠により当選

故に大学シャツを着て宣伝しながらの初フルマラソン

ロードバイク旅にも使用し自主的にわが母校をアピールしていた

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