GPIFに学ぶ、安定的な利益を生み出す資産運用術
どうもTomです
そんなにリスクも取りたくない
かといって、今の預金の利率よりはマシな運用がしたい
ピッタリの考え方があります
結論
GPIFとは?
GPIFとは、Government Pension Investment Fundの略で、日本の年金積立金管理運用独立行政法人のことです。公的年金積立金の管理、運用を行っている機関になります
このGPIFの運用実績が、直近10年では年率約6%の利益、直近20年では年率約3,7%の利益となっています
大きな利益はないものの「長期」「分散」「継続」投資を行い手堅い利益を生み出しています
冒頭でも述べましたように、あまり積極的な運用はしたくないけど、今の預金の利率には満足されておらず、なにか運用をしなくてはと考えられている方は、まずこのGPIFの運用手法をマネしてみるのがいいと思われます
そこでじゃあGPIFがどのような運用をして、直近10年では年率約6%の利益、直近20年では年率約3,7%の利益となっているか、簡単に中身を見ていきましょう
その前に
ちなみに私はこんな人
首都圏在住の20代サラリーマン
証券会社勤務
個人や法人向けに株式、債券、投資信託を中心に投資相談を行っている者です
証券外務員1種
AFP資格取得
GPIFのポートフォリオ
GPIFの運用資産額・構成割合(年金積立金全体)
※2021年6月末時点
参照:GPIF公式HP
このように運用資産を約25%ずつ4分割にしています
安定性重視の債券、利率重視の株式をうまく持ち併せ運用してます
その中身の内訳については、とりわけ債券については明示されているものを見つけられませんでしたが、基本的には国債や有名企業でまず潰れる心配がない信用度の高いものではないかと思われます
一方で株式については、こちらも全部明確ではないのですが、一部についてで、日本株であれば、トヨタ自動車、ソニーグループ、ソフトバンクグループ、三菱UFJフィナンシャルグループ、リクルートホールディングス、キーエンス。米国株であればGAFAM(グーグル/アルファベット、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)が中心であると思われます
このような資産構成にするとGPIFのような年率約3〜6%の利益が得られるかもしれません
とはいえ、個人が全く同じような資産割合にするのは難しいと思います
①年率約3~5%くらいのバランス型投資信託
②債券重視で個別の株式はGAFAMを中心に保有
③株式重視でGAFAMのような米国株を中心に保有
こういったいずれにしてもGAFAMのような米国株型の資産構成がよろしいかと思われます
米国株投資が効果的な理由としては、約80年間で年率約11%の実績がある市場だからです
その背景にあるのは人口動態といわれておりまして、日本と異なり今後も人口が増えていくとされています
人口が増える
↓
消費が増える
↓
企業の売り上げが伸びる
(業績拡大)
↓
賃金が上がる
↓
消費が増える
というように経済のサイクルが良くなると考えられています
2050年までに日本の人口は2020年よりも約3000万人弱減り約1億人と言われてますが、一方でアメリカは2020年よりも5000万人くらい増えて3億8000万人くらいになると言われております
なので、少なくとも今後30年のお話であれば少なからず米国株優位というのは変わりはないと思います
よって今後もGAFAMのような米国株中心の投資が有効的かと思われます
しかし注意したいこととしまして、ある期間だけをピンポイントで捉えると損をしていることもあるということです
GPIF投資スタンスとして、「長期」「分散」「継続」としています
なのであまり短期思考で一喜一憂するのではなく長期的な視点で資産運用を考えていきましょう
まとめ
あまりリスクは取りたくないけど、預金で置いておくのも勿体ないと考えられている方にとってのおすすめの資産運用方法としましてのまとめ
①GPIFのような、国内株式、外国株式、国内債券、外国債券の4資産に分割して投資
②株式はGAFAM(グーグル/アルファベット、アマゾン、フェイスブック、アップル、マイクロソフト)のような米国株中心の投資
③短期ではなく長期かつ分散投資
この3点になろうかと思います
低金利の時代において資産運用が皆さんの生活を豊かにする方法の1つであります
その中で今回の記事が少しでもお役に立てればと思います
俺の歴史にまた1ページ
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